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ジブリ

2023年7月15日 (土)

君たちはどう生きるか 色々渦巻く想いがあるが、やはり大傑作だろうとしか言えなかった

お久しぶりです。

毎日お子様から乗り物認定されて日々過ごしております。じつはいまとある島で仕事してるのですが、たまたま三連休に空きができました。

これは島を抜け出すチャンスだぞと家族を説得して軽井沢にきてた次第です。島にいると最新の映画をみるチャンスなどありません。出来れば『君たちはどう生きるか』を観たいけど、流石に家族を置いて観にいくのはなと半分諦めてた(注意 おそらく奥様はお願いしたら全然行かせてくれるのですが、子どもの面倒とか見てもらわないといけないから不公平かなと自分のバランス感覚がいまは行ってはいけないと囁いてたのです)んですが

まあ、紆余曲折の果てに観にくることが出来ました。

軽井沢から直近の映画館は新幹線に乗って高崎または佐久平。家族から離れるタイミングや終電で戻れるのか問題などの紆余曲折を経て、先程みおえて新幹線の中です。

わざわざ旅行中に新幹線のって映画観に行くとかどうだろうとおもうけど、宮崎駿さんの新作だから仕方ないですよね。ネタバレ踏む前に見れるなら観たいし。

ちなみにアマシネマ佐久平で観たのですが、なかなか面白い環境でした。レトロなゲーセンの奥に佇む映画館のチケット入り口。同じ建物に飲み屋やパチンコ店が繋がっており、チケットカウンター横にラーメン屋のノレンが待っている。何を言ってるかわからないだろうけど、行ってみたぼくもよくわからない空間でした。これで(たぶん)シネコンなので、かなり珍しいとおもう。機会があれば行ってみてほしい。

まあ、そんなわけで映画を観てきました。内容は割と難しいと思う。なんでこの時代背景なのかとか、あのタナトスの世界がなんなのかとか、パンフとかに解説ないとわからないとおもう。

そういうわからない要素はあるんだけど、どう考えてもこのダイナミックな世界観を描き切っている点で、大傑作だろうなと言わざるおえない。もちろん好みはあるだろう。語られてないせいで、ストーリーに飛躍があるように感じることもあると思う。でも、生と死や世界の再生滅亡という2時間(仮にテレビ何クールあっても)で取り上げるには難しいテーマを扱い、かつチープに見せてないという、、この点だけでぼくは大傑作なんじゃないかなとおもう。

これまで宮崎駿作品を延々と扱ってきた人には、かなり去来する想いもあるだろうな。

ぼくは宮崎さんの過去作もそうだけど、なによりマーニーとかアリエッティを思い出しました。

どちらも素晴らしく良くできてる作品だとおもう。ただ、宮崎駿さんはこの二作をもっとダイナミックに扱いたかったんだろうなと感じました。

マーニーは内面に寄り添い、理屈を突き詰めると答えにいたる。アリエッティも繊細でうつくしい世界だけど、宮崎駿世界に比べると箱庭的美しさがある。

これらはこれらで素晴らしいのだけど、おそらく宮崎さんがやりたいものとは違ったんだろうな。

あと、宮崎吾朗さんに任せたコクリコ坂とかはあの時代の生き様などを扱いたかったし、継承とかを描きたかったのかなとか


そんなことを思いました


さて、ホテルに着いたから人の感想みるまえの雑感だけ

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