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2015年4月22日 (水)

ドラゴンボール 復活のFが物凄いことになってた

レイトショーにはたまに行きます。特に精神的にストレスのある時とかは時間や体力を削っても観に行く。

面白くないと辛いけど、面白いと肩に載ってるストレスが少し降りる気もします。人生楽になるんだよね。

そんなわけで、平日火曜日の夜に『ドラゴンボール 復活のF』を突如観に行ってきました。

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はじめは今更ドラゴンボールなんて観なくていいと思ってたんですよ。復活のF自体はめちゃくちゃ気になってたけど、中身がそんなに面白いことは期待してなかった。

勿論面白くないと思っていくわけじゃありません。そこそこは面白くて、そこそこ不満のある内容なんじゃないかと予想してた。驚きは少ないだろうという予想がありました。

そして、観た結果……

……

……

ゴメン。センスオブワンダーあったわ……

……

みなくて良いって言っちゃってすみません。これは観てもいいと思います。

歴史に残る傑作とかではないけど、ドラゴンボールを追いかけてきた人は観てもいいと思います。

ポップにして軽快。ストレスフリーで気軽に観れるドラゴンボール。

これがぼく的には非常に新しかった。

なるほど、ドラゴンボールというのはこんな側面も持っていたのだなと驚かされる。

特に印象的なのはフリーザ様が蘇って地球を襲ってくるとき。

千人のフリーザ軍に迎え撃つのは悟飯・ピッコロ・クリリン・天津飯・ジャコ(宇宙警察)・無天老師の6人。

この6人で千人を無双していくのが非常に楽しい。

しかもメンバーの一人がアノ無天老師様!これが強い強い。一人頭170人ほどじゃな、と言いながらバッタバッタとフリーザ軍をなぎ倒していくのだ。

映画を観ながら「これはドラゴンボール無双がでるな」と思ったほどだ。

ヤムチャやチャオズは足手まといになるからかvsフリーザ軍に連れてきてもらえないのに……

一方、人類最大戦力の悟飯はそこまで過剰な活躍はしない。数の暴力に多少圧倒されるところもみて取れる。

ぼくはこの戦闘シーンが今回のドラゴンボールの映画の重要なテーマを表してるように見えた。

少しずつ話をしてみよう。

今回のドラゴンボールの映画の最大の特徴はなんだろう。

ぼくは、力のインフレに慎重な立場をとったところにあると思う。

例えば冒頭で悟空にたいしてウィスがどんなに強くても油断をしたら終わりだと説教をするシーンがある。この説教が伏線となってラストで悟空がピンチに陥るのだが、ぼくの注目したいのはそこではない。

注目したいのは悟空をピンチに陥れたのが、雑魚の放った光線銃だということだ。進化したフリーザをも圧倒した悟空は流れ弾にやられる。

ここに力のインフレ調整がみてとれる。

それだけではない。

先ほどの無天老師様の活躍もそうだ。過去作なら役に立たぬはずの無天老師様も敵を圧倒している。

無天老師様がいきなり強くなったのだろうか。

ぼくは違うとおもう。そうではなくて、力の調整が行われ、よりリアルな力関係に物語をシフトさせたのではないだろうか。

先ほどの千人のフリーザ軍の戦いを見直してみよう。

6人のZ戦士は大活躍をするのだが、同時に所々苦戦をしている。それは決まって数の暴力が襲ってきたときか、戦い続けて疲労したときに起こっている。

一騎当千のZ戦士にたいして戦略的な波状攻撃が有効な証だ。

数の暴力に苦しめられたZ戦士たちは、最終的に各々が連携してフリーザ軍を全滅させていく。

そこに全てを圧倒する個の暴力はない。

それだけではない。フリーザ様との闘いのときの悟空とベジータもそうである。

悟空がフリーザ様の奇策にハマること。ベジータがフリーザ様に出し抜かれ地球がなくなってしまうこと。ここには、ただ一人が強ければ事件を解決できる物語はない。

今まで個の暴力で解決していたドラゴンボールが新たな変革の時を迎えたのだ。

今までの圧倒的な敵の強さによりピンチに陥ってから覚醒しての逆転の物語もいい。しかしその物語構造はドラゴンボールは飽きるほどにやり尽くした側面があるように見える。

力のインフレ勝負の輪廻から降り、もっと冷静に彼我の戦力を測る物語が始まったのだ。今までの熱いドラゴンボールもいいが、今回のようにクールなドラゴンボールもいい。

終始どこかに余裕が残り、Z戦士は常時敵を圧倒している。

そのせいか勝利のカタルシスは昔に比べると少ない。しかし全編安心してみれる。手に汗握ることなくエンターテイメントを楽しみ続けられる。

ぼくはこれなら繰り返しの視聴を余裕でできる。

非常に現代的になってると思う。このようなドラゴンボールはどこからきたのだろう。ぼくはゲームから来てるのではないかと思う。ぼくはゲームをあまりしないので、そのうち誰かに教えてもらいたいくらいだ。

そのようなワケで、ぼくは今回のドラゴンボールに大きなセンスオブワンダーを感じた。

新たなドラゴンボールがみんなに受け入れられ、また毎年みれるようになったらいいなぁ

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