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2014年5月11日 (日)

ガッチャマンクラウズを通して考える美味しんぼ問題を解決するたった一つの冴えたやり方を

皆様こんばんは。

最近ほぼ毎週が飲み会のてれびんです。
今日も飲み会だったのですが、明日も朝市でワインセラーまわるんですよね。お酒弱いのに・・・
頑張れ僕の肝臓!

さて、帰宅の途中ネットで遊んでいたら速報が舞い込んできました。
どうやら美味しんぼの最新話が公開されたらしい。
すでにtogetterとかでもまとめられている様子。

昨週の鼻血事件に輪をかけたような騒ぎになっているようです。
先週の鼻血シーンはぼくも雑誌で読んで「・・・え、ええぇ~・・・」と口ごもりました。ホントかな?というのが印象でした。
少なくともぼくは「福島の人たちはいまも放射能に苦しんでいて、その証拠にみんな鼻血が出て困るんだ」という話は聞いたことがない。まぁ、ぼくが知らないだけの「隠された真実」ってやつもあるのかもしれないけれどね・・・


そこでネットの皆はどう考えているんだろうとTwitterを見てみたところ、さまざまな意見が出てくる出てくる。

全部を見ることはできなかったけれど、大別すると
批判派:「作者の頭はおかしいに違いない」「めちゃくちゃなことを言ってないで取材のネタ元をだせ!」「福島の不評被害ががが・・・」
擁護派:「福島で苦しんでいる事実がある」「真実を訴えよう。苦しんでいる人は声をあげよう」
の二派に分かれるだろう。

傍観派やその他の意見もあるかもしれないが、すべてを拾うことは僕にはできなかった。容赦願いたい。
それらの意見をみて思ったのは、それぞれの意見にはそれぞれの理(ことわり)があることだ。

なにが正しくてなにが間違えているのかはぼくには判断がつかない。神様ではないので、真実を見ることはできない。
あえて言うなら、批判派に近いのだろう。

しかし、それはぼくの立ち位置に過ぎない。ぼくの主張(クレーム)に過ぎない。
美味しんぼの鼻血問題(以下 美味しんぼ事件と称する)はなにが正しくて、なにが間違えているのか。この問題が孕む危険性とはなにか。解決するにはどうしたらいいのか。
ちょっと美味しんぼ事件について考えてみよう。


1:美味しんぼ事件の本質とはなんだろうか?
問題を考えるときは、問題の本質を定義することが重要だと思う。
如何にシンプルに問題を定義することができるかが、問(とい)で重要だ。シンプルな問にはシンプルな答えが返ってくる。
問題を考える上で一番大事なのは、問の定義だ。

まず、一般的(といってもTwitterで「ぼく」が見かける一般。偏っています)な定義を考えてみよう。
そうすると、次の問が隠れていると思う

問「美味しんぼ事件で語られたことは正しいのか否か!?」

読者はこの問いに答える形で「めちゃくちゃを言っている!」「真実を語っているんだ!」という反応を返しているのだろう。
この反応は非常に正しいと思う。

しかし、ぼくはこれは答えがでない問題だと思っている。なぜならこの問の一番の本質は科学的に解明されていない内容だからである。

放射能が人体にどの程度影響を与えるのかの真実はまだ解明されていない。
問の射程がものすごく遠くに設定されているのだ。(科学的)真実が解明されるには、まだまだ時間が必要だろう。
だから、この問をもうちょっと狭めてみるのが適切である。
改めて問の設定をし直してみよう。
問うべきはこれであろう。

問(改訂):「作者は客観的に妥当性がある調査をしたのか否か」

内容が正しいかどうかではなく、正しい手法を用いたかどうか。恣意性の紛れ込む調査をしているかどうか。

もっと言うならば、恣意性は紛れ込むに決まっているのだからそれを回避するに足る言い訳はあるのかどうか?
である。
調査人数。調査の場所。調査した対象の関係性。調べた書籍。意見を肯定するデータと反論するデータ。調査対象の健康に関するカルテ。
こういう情報を総合したのかどうか。

美味しんぼ問題で糾弾すべき点があるならば、そこであるとぼくは思う。
作者には調査の記録の提出を求め、その調査の方法は妥当だったかどうかを判定するのが妥当なのだろう。


2:しかし、これで現実的に問題は解決するのだろうか?
ぶっちゃけしないと思います。

いや、正確に言うなら上記のようなやり方をしたら「美味しんぼ事件は批判さえれるべきか?」という問題は解決されるとは思います。

しかし、それをしたところでどうなるの?とぼくは思ってしまう。実行できないでしょう?と
コストパフォーマンスが見合っていないんですよね。

先ほど言ったように美味しんぼ問題が解決するには、作者が適切な調査をしたのかどうかという証明が必要になります。
しかし、その証明を誰がするんでしょうか?
出版社?国?作者?個人(あなた)?

客観性はどうやって担保するんでしょうか。あるいは調査資金はどうやって捻出するんでしょうか。

仮に、すべての問題をクリアしてもその結果手に入れるのは「作者の調査と結論は正しい or 間違っている」という二択です。
そんなものを手に入れて誰が得をするというのか?

と、考えていくと1で語った内容を行うなんてのはナンセンス以外のなにものでもないと思います。
問題を解決するなんて夢のまた夢の出来事です。


3:ガッチャマンクラウズと「カッツェ問題」
ところで皆はガッチャマンクラウズって知ってますか?
昨年から放映されていたアニメです。世界を裏から守っている「ガッチャマン」という組織に加入してしまった女子高生はじめの物語です。
このアニメにはいくつかの特徴がありました。

ひとつは、アニメのテーマが非常に現代的であったこと。
「甲殻機動隊」「東のエデン」の神山健治監督や「バットマン ビギニング」「バッドマン ダークナイト」「バッドマン ダークナイト・ライジング」のクリストファー・ノーラン監督がテーマとしていた「民衆と正義」の問題を追求していました。

または、GALAXという民衆の善意を集めるシステムとそれを管理する総裁Xというコンピュータの組み合わせが斬新なのにわかりやすかったということ。

他にもはじめちゃんが巨乳で可愛かったとか、今までにない斬新なキャラクター設定を成されていたなど様々な要因があります。

その中に「ベルク・カッツェ」という誰にでも変身できる能力を持った物語中最高の悪が登場します。
カッツェは登場すると必ず世界が破綻してしまうという設定を背負っています。
人心を惑わし、疑惑を産み、人類を混乱に導きます。
つまり扇動者です。

彼は事件を扇動し、同士打ちをさせていくつもの星を滅ぼしてきました。
カッツェはひとの心の中に潜んでいる疑惑を増大させます。
物語中盤~後半はカッツェによる扇動のせいで人々が互いに疑心暗鬼になってしまいます。
ガッチャマンクラウズは多少ご都合主義的ではあるけれど、この問題の解決を「カッツェを糾弾する」ことでなく「カッツェのことを無視する」ことで乗り切ります。
これは非常に納得のいく方法です。

カッツェ(捕まえることのできない誰か)を捕まえても人心は正常にはなりません。捕まえたカッツェが真実に「カッツェ」であることは証明できませんよね(なぜならカッツェは他人に成り代われる)。

これって美味しんぼ事件もおなじことなのではないかと思う。

美味しんぼの掲載内容が正しいかどうかを突き詰めるのは現実的に無理だと思う。

だからこそ起こってしまった問題の原因を突き詰めるのではなく、さらなる問題(これから起こり得る事件)を予防することが必須のことになるのではないか。
だからといって言論統制をするのがいいのか?この記事のいうことには賛成だ。

言論統制すると図書館戦争のような事態を引き遅す危険を孕んでいる。語りえないことは沈黙するしかない。

この問題は黙ることでこそ沈静化するのではないか。
そんなことをふと思った。

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