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2011年7月12日 (火)

血のつながりがあるからこそ深雪さんはよりいいんですっ!!~魔法科高校の劣等生でぼくがみたいもの~

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関連記事 電撃文庫から「魔法科高校の劣等生」が出る件についてと魔法少女まどか☆マギカ10話について

さて、先日魔法科高校の劣等性を読み終わりました。

ぼくは好きな作品は自分の読むぞという思いが高まるまで作品を寝かせておく人なので読むのにちょっと時間がかかりました。今回は発売当日に買って読むまでに2日かかりました。これはぼくにしては早いほうなんです。さてせっかくなので魔法科高校の劣等性について話をしましょうか。

魔法科高校の劣等生とは何なのかについては以前このブログでも取り上げました。だから今回は魔法科高校の劣等生の魅力の一つである司馬兄妹についてはなしをしましょう。

いいですよね~。この兄妹。挿絵がついて今まで読んでいたオンライン版とはまたちがう魅力が出てきています。2年生編に突入するのが再来年くらいではないかと言われているのでそこまで到達するのが待ち遠しいです。

さて。そこでこの司馬兄妹といえば妹の深雪さんです。彼女に注目している人はいろいろいるのではないかと思います。ぼくも彼女について話しましょう。

司馬深雪とは司馬達也の妹であり魔法の天才である。兄への崇拝は何者にも勝り兄からの愛情を一心に受けている存在です。ぼくは彼女が達也さんと血がつながっていてほんとぉによかったと思っています。

ん。なんでですかって。それについてはちょっと詳しい話が必要でしょう。

みなさんは少女漫画は読みますか。むかしから少女漫画では近親相姦について取り上げられたりします。これはぼくの印象ですが近親相姦を取り上げているというよりはギリギリの感情状況を取り上げているというのが正確かもしれません。

だからこそ「兄妹間の恋愛」「同性同士の恋愛」などが取り上げられる。近年でも(ぼくの好みと外れるのですけれど)『罪に濡れたふたり』『僕は妹に恋をする』などがヒットしています。

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ちなみにぼくの好みはどちらかというとそういう方向ではなくて後述する『今日もみんな元気です』や高河ゆんの『恋愛』『源氏』『アーシアン』、その方向でいうならば初期CLAMP作品などが大好きです。

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これについてどういう違いがあるのか。同じ「血のつながった者同士の恋愛」というテーマを有していても何故好みに差が出るのか。それは少女漫画が重視する「感情」に有るのではないかという直観があります。

いま適当に上げた作品。後者を見てみるといいのですが別に全部が全部ぎりぎりの状況の物語とは言い切れないんですよね。しかし一方その感情は「ギリギリ」を示している。

たとえば高河ゆんさんの初期作品を見てみるといい。登場するキャラクターたちの感情の高まりは他に類を見ないほどである。源氏の清盛(兄)の感情。恋愛の田島久美の狂おしいほどの執着。それはCLAMP作品にも通じるものがあります。『東京BABILON』『X』、『CLAMP学園探偵団』これらそれぞれにはそれぞれの溢れ出る感情が描かれる。ぼくがこれらを透してみたいのは「突き抜けた感情」なんでしょうね。

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これはうまく説明できないからなんとも言えないんですけれど、感情が圧縮されて圧縮されて内圧を極限までに高めたものを見たいんだと思います。

ちょっと魔法科高校の劣等生に戻りましょう。

ぼくが深雪さんに期待するのはそういう今、言葉で説明できなかった部分にあります。彼女と兄は血がつながっています。これだけ考えると彼女と兄はどんなに頑張っても結ばれることはないのかもしれない。倫理的に許されません。商業的にも難しいかもしれない。

でもそこを突き抜ける納得させるほどの感情の本流を見たいんだと思います。

バカではいけない。あとさき考えず結ばれてジエンドの物語が見たいわけではありません。

『今日もみんな元気です』も双子の姉弟の恋愛を取り扱っています。そのなかで草太という主役の片割れが「もしオレが動物だったら小絵(双子の姉)に毎日おいしい食べ物を取ってくるよ」というセリフがあります。彼の言葉はとても面白い。

人間の倫理の通じない世界。人間の社会から隔絶した世界では一般的な人間社会の道徳も倫理も通用しません。愛情を示すシンプルな方法は美味しい食事を取ってくること。餓えさせないこと。この仮定はひどく面白い。

なぜならこの物語は「そう」ではない前提で描かれている。人間社会はある。かれらは中学生だ。一時の感情に支配されているかもしれない。社会を知らない。でも社会に生きている。そういう諸々のものを理解した上での発言だと考えると上述の発現はとても面白いものになります。

かれは自分たちの感情が社会にとっての「悪」であることを認識している。知られてしまえば迫害され身近な者たちすら巻き込んでしまうことを理解している。この物語のキモのひとつにそういう部分があります。そういう諸々を理解した上で互いに「許しあう」ことで物語は閉じていく。

そうですね。書いていて思ったのですが、ぼくは「冷静な狂気」みたいなものが見たいのかもしれませんね。

社会に適合できない感情を抱いている者たちがそれを理解しながら内部で高めながら進んでいく物語。

ちょっとまとまりは無いのですが魔法科高校の劣等生で深雪さんに望むのはそういう感情なんですよね。「血のつながり」なんて壁は飛び越えて欲しい。でもそれは一時の感情だけですべてを台無しにするような方向ではなく、純度の高められたダイヤモンドのような硬さを備えたものであって欲しい。

続きが楽しみです。

<補記>

ぼくが見たいのは禁断の関係ではなくてそこが生み出しうる生きていくのをはるかに超える熱量なのだと思う

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