2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト

ウェブページ

無料ブログはココログ

« どうでもいいつぶやき | トップページ | このテトリス実写版のやっちゃった感はどうしたもんか »

2010年10月10日 (日)

さぁ、正義のはなしをしようか

この記事は5分45秒くらいかかると思います

正義、というワードを最近よく耳にします。

ちょっとそれについての思いつきを少々書いてみましょう。

しかしその前に補足を入れておきましょうか。このブログでこのワードが出てきたきっかけの文章を以下に挙げておきましょう。

補足 アリエッティはなぜすばらしいのか?1

補足 アリエッティはなぜすばらしいのか?4←たぶんこれの方がまとまっているとは思う

さてさてそれでは始めましょうか、正義の話を。

ところで正義というワードを聞いたことがない人は少ないんじゃないかと思います。一般的に認識される単語だし、ジャンプでもよく耳にします。つい最近ではマイケルサンデル教授の

これからの「正義」の話をしよう

などが大ヒットしていますしね。

ところでこれをみていてうさんくさいと感じている人もいるんじゃないでしょうか。

わたしたちは子供のころは「正義の味方」や「ヒーロー」に憧れます。
ウルトラマン
仮面ライダー
スーパーマン

子供のころのヒーローはそれこそいっぱいいましたし。いまでは
ナルト

コナン
ルフィ

なんかがそうなのかもしれません。

しかし時間がたち、大人になるにつれてぼくたちは正義の味方なんていないと知るようになる。

ここで「じゃあ、俺が正義の味方になってやんよ!」なんて方向でやると
め組の大吾

うしおととら

みたいな豪快なストーリーが出来上がるんですが(一概には言いきれない、思いついたのがこれだっただけ)

そこでシニカルな方向へ傾くと
宇宙兄弟

20世紀少年
の主人公のスタートラインのようになっていきます。(宇宙兄弟の場合、諦めた夢をもう一度つかみなおすという構成になっている)

で、たいていの人間が(あえて)どちらに傾くかというと後者じゃないかと思う。

この辺は「争いってのは異なる正義と正義のぶつかり合いなんだよ」とか「正義なんて国と状況、環境でいかようにも変わる」なんていう相対的正義論の立ち位置も含んで分類したため後者に偏っていると判断した。

まぁ、それ以前に(私も含めてそうだが)にわか知識層の人間は物事を相対化して眺めたがるものだと思う。大人びた子どもが同じ子どもに向かって「お前らまだそんなゲームやってるの。子供だなぁ」なんていうのに似ているだろう。

このあたりは'98年くらいのセンター試験国語の評論における文章
陽水の快楽
で描かれているのと同じだと思う(わたしはこの原本自体は読んだことない。ただ「仮面よおれはおまえを知っている」は印象的で覚えている)。もし現在大学受験生の読者(いないと思うけどな)や、現在大学生~20代半ばくらいの方ならこの問題をやったことがあるかも知れず、覚えているかもしれない。

ともかく、このように「おれは知っているんだ」という知識顕示の欲があるだろうから後者に傾くのではないかと思うのだ。

このようにして世の中でまことしやかに「正義なんてのは虚像なんだ」という言説も出てくる。

では、なんでそんな中で今更「正義」が立ち上がってきたのか。

今回PSPの
零の軌跡

でそれにたいして一つの回答があげられていた。

零の軌跡
は前作
空の軌跡

の続編として作られた作品である。ストーリー的なリンクはあるが、本編自体は空の軌跡を知らずともやることはできる。

物語の舞台はクロスベル。長年大国に挟まれていたため発展することができなかった自治区。しかし近年不戦条約が結ばれたために、元々の立地を生かして急激に発展した都市という設定だ。物語中で主人公たちはこの急激に発展した都市の裏側にあるさまざまな矛盾点を見つめていく。たとえば制度のもろさや政治の腐敗という基盤の弱さ、しかしそれにたいして経済的発展のためそれほど不自由ない生活が送れてしまう異常。

そのなかで主人公たちは正義の話を聞く。「人間は正義を求める生き物なんだ」と。

人は正義によっかかって生きている。街を歩いていて襲われることはない。何かあれば警察をはじめとした法に関するモノが助けてくれるという信頼に因って生きているのだ。しかしこのクロスベルではその法が脆弱だ。クロスベルでは正義を信じることができない。しかし、それでも経済的発展のために不自由なく生活できてしまうのだ、と。

物語は此処から先も続くのだが、この話はここで止めておこう。この物語の終着点がどこに行くのか、それは目下私の最大の楽しみの一つだ。

とはいえ、この指摘はなかなかに面白い。正義と法を一致して語るべきかどうかには議論の余地があるとは思うが、ひとはなんだかんだ言って正義を志向していこうとするのだという指摘自体は面白い。

そしてこのような話題を取り扱った
零の軌跡
これからの「正義」の話をしよう
が同じ年に発売されているのは、偶然なんだけど、おもしろいな。

そろそろ正義に対して正面からぶつかってもいいのかもしれない。

英雄伝説 零の軌跡 (通常版)

新品価格
¥4,849から
(2010/10/10 22:56時点)

英雄伝説 空の軌跡セット

新品価格
¥8,332から
(2010/10/10 22:57時点)

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

新品価格
¥2,415から
(2010/10/10 22:57時点)

宇宙兄弟(1) (モーニングKC)

新品価格
¥580から
(2010/10/10 22:59時点)

め組の大吾 (01) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)

新品価格
¥710から
(2010/10/10 22:59時点)

うしおととら 全19巻 完結コミックセット(小学館文庫)

新品価格
¥11,970から
(2010/10/10 23:00時点)

« どうでもいいつぶやき | トップページ | このテトリス実写版のやっちゃった感はどうしたもんか »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: さぁ、正義のはなしをしようか:

« どうでもいいつぶやき | トップページ | このテトリス実写版のやっちゃった感はどうしたもんか »

カウンター

カテゴリー

楽天アニメ

楽天コミック

ブログパーツ

  • いいねボタン