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2010年9月29日 (水)

さすがかんでさんだよw これはジャンプの系譜に属する物語

この記事は読むのにおよそ5分55秒かかります

ジャンプ新連載のライトウイングについて、月曜日私はこんなことをつぶやいていました。

ジャンプの新連載のサッカー漫画がいい感じ。「練習したくないけどあいつがいると練習させられてしまう」という特性を主人公につけたのはいいなあ。動機さえそろえば練習はしてしまうようになる

で、これのことを記事にしようかなぁと思ってたけどちょい忙しかったから書かなかったんですね。

すると今日友達のかんでさんがこんな記事を書いてた。

サッカー漫画の場合だと、その「正義の伝播」=「やる気(モチベーション)の伝播」としてストレートに捉えることが出来るでしょう。
 「LIGHT WING」の面白いところは、その「やる気の伝播」の描写方法にあります。
 久保や唯は、色々と段取りや根回しをして、やる気を出す理由を相手に論理として植えつけることによって、「やる気の伝播」を行っていましたが、吏人は違うのです。
 吏人は、ただ一緒に練習するだけで「なんとなく全力を出させてしまう」という能力を持っているのです。大宇宙的なんとなくです。理屈なんか関係ないのです。
 そこがギャグネタにもなっているのですが、とても面白いです。

(kande-takumaの別所より)


そう!!これが言いたかったんですよww

言いたかったことがわかりやすく書いてある。

書かなくてよくなったよ、らっきー!

これってジャンプでよくある誇張表現のひとつだと思います。たとえば現在の連載で言うならばで言うならば『トリコ』がそれにあたるかな。あの食の表現「匂いを嗅ぐだけで涎が止まらない」とか、「美味しい食べ物のために戦争が終結する」とか。

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理由のないものを画で表現する。

通常であるならばチームメイトを集めるのに「説得(メンバー集める)、練習→苦しさを乗り越え、強くなる」っていう過程がある。そのなかには練習を「さぼってしまう」とかの、つまり練習をするための動機を描かなくてはいけなかったりもする。このへんを何度となくやっているのがマガジン連載の「あひるの空」だったり、いまは亡き月刊ジャンプで連載していた「I'll(アイル)」だったりする。

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(補足 アイルは「悩み」を焦点にすることでノスタルジックな物語を描いていたから厳密にここに当てはまるとも言いきれない。動機を重視するという点から加えてある)

でもこれには欠点があるんですね。

ジャンプ連載には「10週打ち切り」というシステム。アンケート評価というシステムがあります。(詳しくはバクマン読めば分かりやすい)

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たいしてこの「過程」を描くのはひどく時間がかかる。打ち切られてしまうからジャンプではやれない。

ではどうするか。それを回避するためにジャンプ連載は独自の進化を遂げてきました。

さきほど出たバクマンなんかはこの辺を意識して「過程をすっ飛ばす」という方式をとっています。たとえば前号では、ある新人作家が漫画の読み切りを載せたならその週で連載決定!、とか。

たいしてこの「誇張」というのはもうひとつの過程の省略作業です。「それはおれ(作者)が説明しなくてもいいことだ!そう決まっているんだ!!証明不要!!!」と言い放つ

そうすると展開が早くなるからやりたいことが早くやれる。世の中には「過程」が面白い作品ももちろんあるんですが、やはりいちばん目を引くのは「クライマックス」とかであるのは確かです。

これはコードギアスR2でも見られた傾向です。

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毎週怒涛の展開、目が離せないっ!

またライトノベルでは鷹見一幸さんの「でたまか」とか林 トモアキさんの「ミスマルカ興国物語」がある。

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このように「怒涛の展開」「クライマックスに次ぐクライマックス」というのは読者を飽きさせない。(長期ではそうともいえないが、少なくとも短期では)

そういう意味でこのLIGHT WINGはすごくいい作品だと思います。

悩む時間が少なければ強くなる期間はグンと早くなる。

ベイビーステップ(10) 全てを積み重ねた者のすごさ

それは読者にストレスを与えないし、アンケートも集まりやすいのではないか。

ジャンプの中だからこそ産まれた、ジャンプらしい作品だと思いますね。

てれびんもLIGHT WINGを応援します。

<追記>

これの前駆的な作品としては「ホイッスル」があげられると思う。

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サッカーが大好きでたまらない少年の練習への想いは周りに伝染していく。この「サッカーが好きでたまらないから」という部分を省いて「特殊能力」にすると「LIGHT WING」になる。

また、いまの連載でこの「説明不要!」というのを体現しているのが「めだかボックス」かもしれない。あの世界では「アブノーマル」であればあらゆることが起こりえる。その意味ではこれもひどくジャンプらしい進化を遂げている(ジャンプ要素を使いながら作品を描くというのは、本格推理の要素を用いて作品をつくった西尾さんらしい作品だと言えるかもしれない

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