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2010年1月25日 (月)

見なくてもいい『Fate劇場版』。みてほしい『なのは劇場版』

※ネタばれあります(と言っても、ネタばれ恐れるような作品じゃないけどなー両方とも。fateゲームやってるか『なのは』テレビ版見てればストーリーだだわかりだし)

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…いやまぁ。『見なくていい』とは思うけど、見て満足は出来ましたよ。というか、かなり楽しめました。

しかしこの『Fate stay night 劇場版 Unimited blade works』を見て思うのは。この作品が「ゲームのアニメ化」を忠実に果たしているのではないかということです。

これがどういうことかと言うと。『ゲームのFate stay night』をその内容の流れのままアニメ化したということです。たとえば映画を見た人は、この作品がいくつかのプロセスを大幅に省略していることに気づくでしょう。それは衛宮史郎がどういう過去を持っているかということであったり、セイバーがどのような英霊なのかということ全般全てまで含みます。つまり。映画単品としてみては明らかに『不完全』な内容なんです。

もちろんこの『不完全』さ加減がシナリオに影響を及ぼさないわけがありません。登場したキャラクターの心理、行動が、この映画を見ただけでは(おそらく)わからないようになっています。

しかし。しかし、です。この作品は、物語としての形をぎりぎり保っています。破たんしていません。それは、見ている側に事前情報がある。脳内補完できる。そのようなことも理由の一端にあげられるかも知れません。ただ、それなら『Air』『clannad』の劇場版とかも同様なはずなんですよ(クラナド劇場版は物語は破たんしていないが、満足感とかではフェイトに劣ると思う)。それが何故か考えると、『Fateテレビ版』が理由の一端にあるんじゃないかと思うんですよね。

ちょっと考えてください。多少流れは異なるとはいえ、『Fateテレビ版』はいわば『ゲームのFate stay night』の第一話の焼き直しなんです。で、今回の映画が『ゲームのFate stay night』第二話にあたります。

ここに比較の対象があるのではないでしょうか?

ゲームの方を思い返してください。最初の共通ルートはスキップです。おなじ説明はほとんど、最低限しか要りません(なぜなら一話でした内容の繰り返しだから)。

さぁ。アニメのほうと見比べてください。似ていませんか?

最初のセイバー登場までの省略といい。キャラの説明のされなさといい。さまざまなものが『不十分』で、それでいて、(最低限)『十分』です。『単品』としては破たんしていても、『全体』の流れの中では破たんしていません。

だから思うんです。この作品の勝因は、「テレビ版」をやったことであると。

以前このことに近いことは『オリジナルの価値―2次創作の課題を考える、エヴァンゲリオンとドラえもんを例に―』http://uzumoreta-nitijyou.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-909a.htmlという記事でも書きました。

このことに近いことをここでやっているんだと思うんです。最初に「キャラクタ」や「世界」が提示されたため、次の「せかい」ではその情報はいわゆる記号の一つとして圧縮されているんだと思うんですよ。アニメ世界にはアニメ世界の「情報」があるはずなんです。たとえ「私たち」が「ゲームの情報」を知っていても。それは。互換性が十分に効くものではないはずなんです。だって、『文字世界』の情報と『動画世界』の情報では異なる誤差があるはずでしょう。

その点この『Fate』ではテレビ版というバックグラウンドで情報の下地を作ったから誤差を、違和感をあまり抱かせないように感じました。

ちょっとtwitter記事から文章を持ってきましょう。

書いていて、同じ『情報』でも、『文字情報』の世界と『動画情報』の世界では下地が違うのではないかと思う。だからアニメは成功して、マンガはダメ。ゲームはいいけど、アニメはねって感想が出るのかな。

だから『アニメのノベライズ化』に違和感を抱いたり、『ゲームのアニメ化』に違和感も出る。扱っている情報が同じはずなのに、差が出るというのは如何なことだろうか。これはアニメにはアニメの、マンガにはマンガの下地を個別に用意すべきということにつながるのではないだろうか。

つまりこの下地作りを「テレビ版」がやったのが、クラナドとかとの大きな違いだと思うんです。「テレビ版を前提にした映画」と「ゲームを前提にした映画」ではやはり大きな違いがあるんです。

それは情報が「変換された」か「されていないか」の違いであることを感じます。

そこで、テレビ版を前提にしてみると。物語の流れがゲームとアニメで同じなんですよ。ストーリーがということではなく。『ゲームをしている我々』と『アニメを見ている我々』という存在のたどるルートがです。はたから見るとおなじ道をたどっているんです。違うのは情報が『変換』される前か後かということなんです。

まぁ、そんなことを考えましたね。見終えて。

あと、史郎の決意やアーチャーの思い、考えの違いとかはしっかり表わされていました。ゲームであった「きも」の部分は伝わる内容です。

しかしそこまで良くテーマが伝わる内容でも、その内容は「ゲームの変換」なんですね。だから「ゲームで言っていること」を「アニメで伝えている」にすぎません。簡単にいってセンス・オブ・ワンダーはないのではないかと思います(ゲームユーザーにとっては)。もちろん「アニメしか見ていない」ひとにとってはある気がしますが。

だからゲームでセンス・オブ・ワンダーを得た人にとっては「見る必要ありません」。

とはいえ、映画内の戦闘はすさまじいです。描写も美しいし、「かっこいい」闘いがうなるほどあります。

そのため。「テーマの再確認」もしくは「ゲームのセンス・オブ・ワンダーの確認」、そしてものすごい戦闘の数々を見れたため、個人的には満足です。1500円の甲斐はありましたね。片道150km運転した価値もありましたよ。高速で随分とばしました。そして、一時くるまが五速から戻らなくてビビりましたww

追記

統計取っているわけではないから何とも言えないが、テレビ版を見ないで(?)映画観た人の評価が比較的わるい気がする。たいして、ゲームしてなくてもアニメを見てれば楽しめたという意見も・・・。う~ん、このネタは上述の話と絡めてちょっと考えてみるのもありかな~

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魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st Original Sound Track

それで『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』ですが。これは、イイッ!正直かなりのおススメですね。テレビ版見たことある人、見たことない人ともにマストな作品でしょう。機会さえあれば何度か見に行ってもいいくらいです。

てれびんが大絶賛します。

この感想もtwitterから持ってきましょう

ストーリーの大筋は変わってないけど、いろいろな言葉の意味が通りやすいように再構成されてた。見に来たかいがあった。

あと、物語の複製とか再構成は個人的に気になった。『なのは』個体でなく、在り方とかが。

さて、前半についてはそのままの意味です。フェイトの過去を所々出すことで物語の『必然性』が高まっているようになっていましたね。リニスなどのキャラが出てくることで、『フェイトの物語』の完成度が高まっています。この部分に関しては後に語りましょう。

また後半です。このあたりのことについても別にtwitterで書いているので紹介しましょう。うまく言葉になっていないので、この形の方がしょうかいしやすいのです。

あと『なのは』を見ていて、「物語の複製」に思うところがあった。

『同じ』物語なのに『違う』ことが起こる不思議。たどるルートは同じなのに、その過程の『差異』。

「見たことがあるはず」なのに「初見」。「起こることは知っている」のに「どう描写されるのかがわからない」。

しかも「別世界」「並行世界」とかではない。あくまで違いは「テレビ版」か「劇場版」かということだけなんです。つまり、おなじ道に同時に二人の人たちがいて、同じ目的地、ルートをたどる。でも『違う』。足の出し方、手の振り幅などの微妙な差異があるように、両者は『違う』不思議。

つまりね、劇場版とテレビ版は「見ている我々」からすれば「別」なんです。しかしこの劇場版が「テレビ版の焼き直し」である以上「劇場版とテレビ版は『おなじ』もの」という保証がなされているはずなんです。『同じ』なのに『違う』。ルートは同じなのに、描写が異なる。『別の角度』から取っているのではなく、明らかに『違う』ことをやっている(戦闘のこととか)。この『差異』がなんか気になったんですよ。

しかし、「どう」気になっているのか問いが立てられない以上問題が提起できません。故に解決もできません。この話はここまでとして物語の感想に戻りましょう。

じゃあ、また別のツイートを紹介しましょう。

フェイトの決意、ともだちのなりかた、こういうのがすきなんだ。まっすぐでいいよね。まっすぐって重要な気がする。

これはさっきの『フェイトの物語』のはなしにつながるんですが。明らかに『必然性』が高まるんです。それがどういう必然性かと言うと、フェイトの「私たちはまだ始まっていなかったんだ」という言葉の重みと「はじめる」という決意に対する必然性とかなんです。テレビ版では確かにフェイトの台詞と決意は気になるんだけど、わかりづらいんですよ。なにが彼女にそこまで強い思いを抱かせたのか、要素が足りないんです。でも今回その「少し」足りないところがたされているんですね。だからホントーに、以前にも増してフェイトの決意に感動できるんです。

そして「まっすぐ」です。これは『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』で特に強調されうる部分のように感じたんです。この言葉はラストの方に出てくるんですが、いくつかのことを考えさせられましたね。私はここにセンス・オブ・ワンダーを感じました。

どういうことかと言うと、この「まっすぐ」はいくつも考えられるんですね。一つは「曲がった」眼で母親から見られてきたフェイトが、対等に、「まっすぐ」見てくれたのが、なのはだった。なんの利害関係もなく「友達に。なりたいんだ」と言われることが、アイデンティティを崩壊させられそうになった彼女にどれほどの救いを与えるのか。これは自己を承認されることの喜びが描かれているともみれます。ここに関連しているのが、なのはが、最後の方でフェイトに語る「友達になるためには。まず。名前を呼べばいいんだよ」ということですね。これは他者を同定するものが名前であり、その名前を呼ぶことであいてに「わたしはあなたをあなたとして見ていますよ」という意思表示をすることを言っているんですね。そうした「まっすぐ」見て見られる関係というのはやはり重要なもので、互いの承認のしあいこそが「友達」を表すことを意味します。だからその場面までフェイトはなのはを名前で呼ぶことはなく、なのはだけが一方的に名前を呼ぶんですね。それらの流れのうえでフェイトが「なのは」と呼ぶシーンは涙なくして見れません。この物語は「出会い」の物語で、「承認」の物語なんです。その結果の結実が「友達」なんですね。また二つ目はキャラクターの行動です。この作品の登場キャラは全員「まっすぐ」行動しているんですよ。主人公なのはは当然ですが。フェイトも「母の望みをかなえるため」、その母親も「アリシアをよみがえらせて失われた過去と未来を取り返す」という「まっすぐ」な思いを抱いているんですね。ただこの「まっすぐ」にも違いがあって、最終的に意味を持つのは歪んでいない、なのはのものなんです。フェイトはなのはから「まっすぐ」な気持ちを受け取り、崩壊した自己を回復し、自分の「まっすぐ」な気持ちを母親に伝えるんです。で、死んでしまう(?)けど母は「わたしはいつも気づくのが遅い」とかつての「まっすぐ」な気持ちをとりもどし、去っていく。そのように「まっすぐ」が伝染する。そういう風にも見れます。また、「まっすぐ」は『なのは』と言う作品の特徴もあるのでは、とも考えたのですが時間の都合上割愛します。

まだ他にも語れることがあるんですが、そろそろやめておきましょう。

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最後にべつのツイートを紹介して終わりにしましょう。

とにかくレイジングハートが大活躍で嬉しい。わたしは『あるじに忠実につかえる無機物』に萌えることが判明。自分で自分のあるじを育てる、見いだすタイプのやつ。もぅ、もぅって言いたくなるほど大好きです。

自意識を持つ無機物の誇りとか忠誠ってすばらしいよね。

追記

戦闘の迫力はんぱない。スターライトブレイカ―では「鬼かっ!」ってつっこみが・・・

追記2

レイトショーだったから帰りは普通道を150kmはしって帰ったさ

追記3

レイジングハートが喋るたびに、その言葉根のあたたかさに涙が出そうになる。バルディッシュもなー。最後のフェイトを支えてさ、もう素晴らしいよ

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コメント

なのはの小説版を読んだことがおありでしょうか。今回の映画はTV版の映画化でもありますが、小説版の映画化でもありリアルタイムでみてきたファンには三度目の同じはずなのに違うストーリーになります。読んだことがないようでしたら是非ご一読を。三者を比べて見えてくるものもあるかと思います。

コメントありがとうございます。小説のはうは読んだことがありますよ。

しかし、かなり忘れている部分が多いのは確かです(笑)たしかに考えてみると、これは三者の見比べ、ジャンルの違いの分析にちょうどいい機会ではないかと思います。

うん。ちょうどいいので、家の中を漁って、なのは小説版を見つけてみたいと思います。いまなら新しい発見があるかもしれませんねっ。

やっぱ人によると思いますよ。
この前 Fateの知識ゼロかつ、なのはが好きな友人と行きました。
Fateは凄く面白かった。厨二病全開くらいの方が面白いね、だそうです。パンフを買って読むと「映画じゃ分からないことだらけで、TV版も観てみるそうな。ストーリーに関しては「映画だけでも大体分かった」とのことです。
なのはは…良かったとこも多いけど、クロノの扱いが酷い。鬱なプレシア回想が長いので、DVD買ったら回想は飛ばしそうかな、とのこと。

ちなみに、戦隊祭はゴーオン観たことなくても大絶賛でした(笑)

せ、戦隊祭りですか…。

予告動画の、「戦隊史上さいこうの」とかの文句を見ると、確かに気になりますねぇ。

Fate劇場版DVD発売遅いんだけどクソ

う~ん、もしかしたら魔法使いの夜の発売のほうが早いかもしれませんねぇ。

まだ上映しているところもあるらしいし。

・・・ってか、9/30発売らしい。魔法使いの夜と同時発売ねらってるのかな?

言いたいことは分かったが
fateとなのはの作画を比べるとどうもwww
なのは目がでかすぎて、ちょっと自分は気持ち悪いとさえ思いました。

実際売れるかどうかの人気は、大部分作画や萌え要素に左右されるのが現実

そしてこんな記事書いてると「なのは厨乙www」と言われるから意味なし
大体アニメの感想をこんなに熱く語ってる時点で、一般人はキモいと言うでしょうねwwww

まぁねぇ。

でも好きなものは好きでいいんじゃないかとw

楽しく思ったものを最大限に楽しみたいんですよwwネットを始める前からそのスタンスで生きてきたんでwww

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