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2009年11月 7日 (土)

BLACK LAGOON 通し読みの感想(略)

BLACK LAGOON(1) 本体価格 533円 (税込 560 円) 送料無料

この間やっとBLACK LAGOONの既刊手に入れて読み終えました。いや~、改めてみるとその内容のなんと濃いことか。九巻まで読むのにかなり時間をとられてしまった。

9巻あたりのきちんとした感想などは改めて書く気なので今回は簡単に感想を用意した。

腰を据えてこの本を読んだのは初めてだった(いつもコンビニでの立ち読み)。すると1巻、むしろ1話に大きな疑問が残った。だから今回の通し読みはその点を意識して読んだ。

その疑問とは、なぜロックは変貌したのか、である。1話を見ればわかるがロックは当初岡島緑朗(ろくろう)だった。その姿はいわゆる一般的な日本人であり、実に情けなく書かれている。ロックという名はのちに仲間となるダッチが彼につけたあだ名であり、彼はそれを船の中での人質状態で与えられる。しかしこの名を与えられた時彼はいまだに岡島緑朗でありロックではなかった。かれが岡島緑朗からロックに代わるその瞬間はいつだったのか。仮説としてはそれはおそらくダッチに裏拳を見舞われた時である。ダッチに殴られる直前ラグーン号はヘリに狙われていた。彼はそれに慌てふためき騒いでいた。それは平和ボケした日本人のテンプレートのような行動である。しかしその騒ぎにいらだちを覚えたダッチが彼を殴り飛ばしてからかれは変わる。まるでハリウッド映画の主人公が思いつくような突飛な起死回生の一手を思いつく。そうして危機を脱したラグーン商会のメンバーは取引先にたどり着いた。最後のところでロックは日本に帰るのをやめ、本格的にロックとして生きることとなる。

このような流れの中でロックがなぜ変貌したのかがわからなかった。直前まで彼は日本人のテンプレのような行動をとっていた。それがなぜ直後にハードボイルドに変わるのか?

これはまだ答えの出ない問いである。しかしいくつかヒントがあるように思う3つほど仮説を出してみようか。

1.殴られて頭がいかれた

 これは特に解説はいらないだろう。もう「そういう設定」として受け入れるしかない

2.彼は元々「そう」だった

 この場合元々岡島緑朗はロックであった。という結論に至る。月姫の志貴の「生まれながらの殺人者」ではないが、これもそういう設定として受け入れるべき事態だ。彼は状況に適応していただけ。根っからの「悪党(?)」であり、ちょうど危険を回避するためにアイディアを出しただけで変貌はしてない。

3.化学反応

 これが一番物語的にはベターな意見である。人と人が知り合って化学反応を起こして変化する。物語の登場人物が一人ではない以上互いに影響を及ぼしあうものだ。そもそも元来「物語」とは変化を描くものである。Aという存在がPという存在に遭遇・経験することでA’となる。これが物語の基本である。

 

で、おそらく3番ではないかという予想がある(2番も捨てがたい)。しかし事前にそれを示唆する伏線はなかった。そのためその原因が何かを特定することはできなかった。それを求めるために物語を読み進めている。1話になければ1巻、それでもなければ他の巻から理由を探し求めていた。

ヒントはところどころにあると思う。2巻のレヴィとのケンカ、4巻以降の日本編。しかしはっきり表れたのは7巻後半の一言ではないかと思う。

お前がもし銃だとすればー俺は弾丸だ。

弾丸は拳銃に装てんされたままならただの弾丸である。鉛でも銀でもかまわない。ただの「モノ」だ。しかし銃の撃鉄が挙げられ、引き金を引かれてしまったらそれは一瞬で凶器(狂気)にかわる。変貌は一瞬だ。そこにあるだけの「モノ」からたやすく人の体を貫ける「モノ」に変化してしまえる。

これがロックが伏線もなく変貌した理由なのかもしれない。そんな風に思った。

簡単に今回はここで終わり。

追記

オマージュがいっぱいで、知識を仕入れてからみるとかなり面白い。「アルミホイルで殺人電波を防ぐ」…なるほどね、やったことはないけどこんなところに出てくるんだアレ。

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