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2009年10月21日 (水)

感覚について

う~ん、今日は本のレビュー書く気分ではないので簡単に雑談を少々。

今日の朝『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を見ました。そしてまた夜、偶然家の中で『秘密―THE TOP SECRET』を発見して、一巻を流し読みしました。で、これが妙にリンクしちゃってそのうちネタにできないかな~とか今考えています。

私が朝見たのは第十三話『♯テロリスト』。この中に出てくる頭のイカレちゃった潜入捜査官と秘密がリンクしているんですよね。

一応『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を知らない人用に簡単に説明をすると、この世界は今とはちょっと違った変化を持つ社会です。この世界の人間は電脳という機械と人体が一体化した肉体を(多くの人は)備えている。たとえば、首の後ろのコネクタとコンピュータにつなぐとその情報とかの共有ができるんです。で、人間同士もそれは可能。ある人の記憶の一部を別の人が受け取ったり、その逆もできる。そんな社会です。

そして潜入捜査官はある女性とコネクタを繋ぐんですよ。その結果発狂。

その女性がどんな絶望を生きてきたのか私は知りません。アニメから読み取れるのは、その女性が30代のはずなのに老婆のようになっていることや、その記憶を受け取った捜査官は狂ってしまったこと。

これと同じようなことは『秘密』でも描かれます。『秘密』とはヒロイン(?)マキとその相棒で主人公の青木の物語です。一巻ではそのマキのもと相棒の鈴木(故人)が出てきます。

…まぁ、内容を語るその前に『秘密』の説明を簡単にしましょう。

この物語は前述の二人の物語である。舞台は科学警察研究所法医第九研究室、通称『第九(だいく)』。内容は簡単。死者の脳から過去の記憶を取り出して、映像化し、事件解決や犯行目的などを明らかにすること。

ここまでわかれば大丈夫でしょう。詳しくは本を読んでください。

そこで、鈴木(故人)は相棒で尊敬していたマキを殺そうとします。それはなぜなのか?

この動機が物語の一つの謎を構成します。

そしてここがキモなんですが、彼は貝沼というある犯罪者の犯行記録をすべて一人で見てしまったんですよね。その結果狂ってしまった。

私はこれを最初に見たとき思ったんですよ、「それで人は狂うのだろうか?」と。これはある意味当然のことだと思います。例えば誰かがある犯罪のビデオを見たとします。…そうですね、テレビでよく見るのならば万引きとか、恐喝でしょうか。

しかしこれを見てもそれらの犯罪を犯してしまうほど狂う人はどれほどいるのでしょうか?

もちろんいないわけではありませんが、テレビを見た人に比べればはるかに少ないでしょう(多分)。

ただこれは欠点のある考えで、『視点』を考慮に入れていない。これは後の『秘密』でも出てくることですが、脳から読み取る記憶はその脳の持主の『視点』で語られるんです。だから同じ映像を見ている、別の人の脳を読み取るとその映像は異なる。一方は明るい映像で、もう一方はどんよりとくらいかもしれない。もしかしたら顔がブタの人もいるかもしれない。

私の最初の考えは『事実』を遠くから眺める『第三者』の視点です。しかし『秘密』の場合は『当事者』の視点の映像を眺めることとなる。これは大きな違いです。ケンカの場面を想像してみてください。ケンカを遠巻きに見ている人間と、殴っている人間、そして殴られている人間。位置の違いもあるし、その視点も違います。遠巻きから眺めている人は冷静な目で見ていても、当事者は興奮してたり、怯えたりします。それによって同じ出来事でもものの見え方は異なるだろうし、違っていて当然です。

『秘密』は『当事者の視点』でモノを見て、私の最初の考えは『第三者の視点』です。では『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』はどのように分類すべきでしょうか。

…これは『当事者の視点』でしょう。厳密にいえば『超当事者の視点』もしくは『極当事者の視点』ともいえます。

なぜなら『秘密』の鈴木の場合は『貝沼の視点の映像を”見た”』ために本当の意味で『当事者の視点』には立ちきれない。その点『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の場合は『記憶を追体験』しています。経験の体験のレベルが違うのです。あきらかに後者の方が”自分”を排除した状態。つまり“生の”データに近いんですよ。

…ただこれでも本物の『当事者の視点』にはギリギリ近づけない。それは依って立つ経験が異なるからです。同じ殴られるという経験を『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のようにインストールしたとします。しかし一度も殴られたことのない人といつも殴られている人ではその”データ”の感触は異なります。”追体験時”に”同じ“経験をしても”違う経験になる”のです。

それは反芻や思い出と同じものです。当時のつらい体験が”いい思い出”に変わったり、豪華できらびやかな困ることのない生活が”嫌な記憶”に変わるのも同様のことです。

人はその背負って立つ物語によってある経験(事実)を別の性質を備えたものに変質させてしまいます。そのような意味で本物の『当事者の視点』は本当に『当事者』にしか見れない。

……みたいなことを考えていって何かネタが出来ないかな~、と考えています。

まずは『紫色のクオリア』を読み終えてからだな…

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