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2009年8月19日 (水)

『サマーウォーズ』感想(仮?)

ばあちゃ~ん!!!

……いや、何をとち狂ったかっていう一声で始まりましたが、別にとち狂ってはいません(たぶん……)

この映画見終わっての感想がまずこれだったんですよ。いや、時間があったから見に行っただけの作品だったけど、マジにすごかった。確かにエヴァ破を見るの一回減らしてでも見るべき映画(カイエン氏曰く)だわ、コリャ。

もちろんいろいろ欠点はあるよ。展開が唐突だったり、重要人物が都合よく主人公のそばにいたり……って感じのわざとらしさは感じた。その点ではエヴァとは違うと思う。エヴァは一度完結した作品だから、見る方も事前情報などは持っていて、映画の違和感を補う情報を持っている。そういう意味での完成度という点では上回っていると思うしね。でもこの映画はエヴァが(現時点では)持ってないものを持っている。それはテーマ性だったり、登場するキャラクターが「大人」ということもあるかもしれない。両者は比べるものではないけれど、この時期にほぼ同時にこういう映画が公開されているというのは(偶然なんだろうけど)それにしても意義深い。個人的には両方を同時期に見てもらいたい。

僕はこの作品を事前情報なしに見ました。聞いていたのは「面白いらしい」ということだけ。それでとても面白かった。どんな内容なのかもわからないで映画を見に行ってあたりを引くのはとてもラッキーな気持ちでした。SFなのかファンタジーなのか、学園ものなのかロボットものなのか、格闘アクションなのか推理物なのか……etcそれすら知りませんでした。だからもしこれを読んでいる人で事前情報を持たないで映画を見たいと思った人はこの先を見ないでその足で映画館に行ってください。そのためにしばらく下は空白にしておきます。

   

   

  

  

  

  

   

   

   

  

 

   

  

  

……それでは、感想を書きましょう。ちなみにこの感想タイトルに(仮)ってついているのは、この書いている時間で感想がすべて書けるかわからないからです。ちょっと用事があってこれから地元に戻ってその足で中国にいってこないといけないから。感想を書く時間が限られてしまうからね。場合によっては途中で書くのをやめて、10日あと位に改めて感想を書くかもしれない(中国でネットつなげたらそこで書くけど……どんな宿かすら知らないしなぁ……)

……うん。それでとにかく面白かった

まさかあんな映画だとは想像すらしていなかった。ホント映画を見ていて泣いたのなんて初めてじゃなかろうか(一筋の涙だけだけど)。普段どんな感動の名作といわれる映画を見ても泣けなかったのに、ばあちゃんが各方面に電話をしながら「あんたならできる」「ふんばらないでどうするんだい」とか言っているときになんかすごく感動してしまった。

ばあちゃんの懐の広さ、経験、人とのつながり。こういうモノが組み合わさってああいう各方面の人と電話をしているんだと思うとなんだか泣けてきた。しかもその会話の端々に人間的な会話が組み込まれているから、機械的な人間同士のつながりではないことを感じて「あったかい」人間関係を久しぶりに画面で見た気がする。

しかも物語ラストの方のナツキの花札対決のシーン。あそこもばあちゃんのこのシーンがあったからより際立ったんじゃないかと感じた。あれを見て、巷で言われる「ネットが普及することで人間関係は希薄になってしまう」という言説以外の可能性はやはりあるんだろうなという感想を抱いた。多くの人間がつながることができるから「人間関係の濃度が薄くなってしまう」という側面はたしかにあるのかもしれない、しかしその一方「どこからでもつながれる」からといって一概に人間関係の密度が薄くなると言えるのだろうか?手紙では直筆だから人間的「あったかさ」にあふれていて、メールでは「つめたい」のだろうか?

それ以外の可能性もあるんだろうよ、とこの映画は言っているように私には見える。もっと考えを詰めないと詳しくは書けないのでこの辺に関しては時間のある時にもう少し考えておきたい。

……あっ、時間だ。やっぱりもう少し時間のある時にきちんと書こうと思う(……できればだが)。

とにかくばあちゃんに感動した。

追伸 主人公の健二についての言及ゼロだった(汗)

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