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2009年7月 9日 (木)

ぱーふぇくと・ぶらっど 読みました

Img030 パーフェクト・ブラッドシリーズ初の短編集です。おそらくあと数巻の内に完結するであろう本作の(多分)最後の休日を描いた一冊です。

作者は本編を読まなくても分かるように作ったと言っていますが、本編を知らなければ難しい気がします。いままで出てきたキャラの日常などが勢ぞろいしていますから、キャラクターを掴むのでいっぱいになって、本を楽しむ余裕などほとんどない気がします。

それにしても、赤井紅介という作家の描くキャラクターは魅力にあふれています。物語の構成のためのキャラクターを描いているのではなく、キャラクターのための物語を描いているという気がします。

そういうことで私の中では、彼は西尾維新さんと同系列にある作家です。それと対照的に物語(というか世界)とか求めるものとかががあって、キャラクターを書いているのが(昨日感想に書いた)三田誠でしょうかね。有川浩さんとかJ・K・ローリングとかも後者の流れに属しているといえるでしょね。

もちろんいろいろ違いはあるから、あくまで“キャラクター中心”か“物語中心”かに分類するとということですけどね。その分類も“程度”による兼ね合いがあります。ふつうは両者のバランスがあって作品が成り立つんですけど、西尾維新さんのようにキャラクターが強すぎる場合は物語が破綻していてもなぜか面白いという不思議な現象が起きます。同様のものをパーフェクト・ブラッドに感じます。

さて本の感想をちょっと書いておきましょう

・Sick or Diseased?[病気になった幼女を求めて厳ついロリコンが攻め込んでくる話(我ながらひどい感想だな……)。本編主人公祐樹とヒロイン透華は厳つい変態から幼女(雪子)を守れるか?]

  ……いや、特に語ることのない話です。面白いんだけどね。でもこれで何かわかったりしたかというと、別にないんですよ。あえて言うならメイドさんの変態性癖が明らかになったくらい?

・閑話休題[パンツの話]

  ……もう語らせないでください。読んでみてください。バカップルのイチャイチャ話です。それでも面白いです。

・ensemble:世界の果ての[世界の災厄だった少女カトリーナと世界に愛を伝える少女サーニャの出会いを描いた物語]

  やっとまともに感想が書けそうです。3人の主人公のうちの2人目―カトリーナの物語です。互いに異なる立場にある、正反対であるが故にむしろ対として設定された存在達の邂逅です。……これはいい物語ですね。読んでいてあったかい気持ちになりました。カトリーナが過去を乗り越えるためのファクターとしてのサーニャと出会い、どう変わっていくかが楽しみです。

・Disguise campus festival[学園祭に忍び込んできた犯人を見つける話]

  作者やりたい放題です。出てくるキャラ出てくるキャラ濃いです。こんな学校に通ってみたかった。ちょっとそんな風に思いました。きっと作者は楽しんで書いてたに違いありません。

・Dog Blues[敵方の天才魔法士タオのバックグラウンド(日常)を描いた話]

  タオのロマンス話でした。(たしか)初登場なのにオーレリアの存在感がすごいです。特に別なことはやってないのに。ヒロインの格を備えています。タオ達だけでもシリーズが一本できそうです。

・Place near the night sky[決戦前夜の主人公たちのロマンス]

  決戦前夜の主人公たち。次巻が楽しみです。

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