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2009年7月 1日 (水)

魔法少女を忘れない 読み終わりました

03136959 半年前から出来た“妹”。彼女は元“魔法少女”だった。

これを題材にした典型的なピュアラブストーリー(とでも言えばいいのか?)ですね。

面白かったですよ。各章が春夏秋冬になっていてそれぞれ起承転結という風にきれいにまとまっていましたし。

展開のほとんどは想像の枠外から出ることはなかったから、格別な驚きとかはなかったけど静かに積み重ねられていく物語は好感が持てた。文化祭のような日常(?)パートもきちんと描かれていたしよかった。

ただ、記号的というか、典型的というか、“よくある物語”の流れでしたね。この作者の場合その組合わせが巧かったのでそこまで違和感はなかったですけどね。

それでもそこを意識すると、この物語中で千花と直樹が異彩を放っている気がします。個人的には千花が際立っていました。最後の口調が変わる部分で印象が一気に変わりました。作者がどこまで意識して書いたのかはわかりませんが、この場面がこの本の特徴のような気がします。

私のような穿った目で見ると、『悠也(読者)によって”そうであるべき”と規定(キャラクタライズ化)された千花(物語の登場人物)』が『自分(物語の登場人物)は”ちーちゃん”(記号化されたキャラ)ではなくて”佐々木千花”(さまざまな可能性のある存在)なのだ』と主張しているように見えました。

……で、これは自分でも穿ちすぎだよな~と思いながら書くんですけど、『結局悠也(読者)は千花(現実の女子―もしくは、キャラクタライズされていない存在)を振り棄ててみらい(物語の理想としてキャラクタライズ化された存在)を選ぶ』と読むこともできます。

もちろん話の流れもあるので、このように(それこそ物語の流れを記号的に戯画化して)完全に読み解くことは出来ません。でも、裏を返して“このように”も読めるということを書いておきたかった。(ちなみに、このように読み解くと、裕也の選んだ存在の名前が”みらい”というのも面白い妄想が可能)

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