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2009年7月 4日 (土)

ヒカルの碁 完全版 10巻の感想

9784087822151 ヒカルの碁完全版もこれで半分になりました。

今回はプロ試験編の後半です。書きたいことはこの間に書いてしまったので特別書きたいということはありません。だから、今回は読んでみての感想とかが中心になります。

それにしても、ヒカルの碁ってやっぱメチャクチャ面白いです。人間関係の在り方がとても絶妙で何回読んでも引き込まれてしまいます。

もちろん一人一人の人間なんかもすごく魅力的なのだけど、そんな人間たちが碁盤と碁石を持って関係して(つながって)いくこの物語はただのキャラクターマンガの枠を超えたスケールがあります。

ヒカルと佐為の2者の関係からあじまったこの物語も、塔矢アキラに塔矢名人、囲碁部の仲間、院生のライバルたちという風に広がってきました。そして彼らは皆”碁盤と碁石”といった単純な物だけでつながっています。普通のバトルマンガとかなら、各人には必殺技や特殊能力があり、そこには多かれ少なかれ個々人の“キャラクター”に付随した個性があります。対してヒカルの碁は各人にどれほどのキャラクター的差異があろうとも、”碁盤と碁石”といった単純な物体を用いて”思考”を競わせます。思考という一点で争っている点で誰もが平等です。そこに“キャラクターによる差異”の入り込む余地はほぼありません。その”思考”は各人の“キャラクター”に立脚したものというよりはむしろ、各人の過去や努力といった“背景”に由来します。求められるのは特殊なものではなく、ごく当たり前のものです。そうしてヒカルの碁に登場する人物は皆すごくリアルなんです。

仮にヒカルの碁という“物語”から退場しても彼らは彼らの“物語”に帰っていくように感じます。やはりそれは登場する人物一人一人に“背景”が存在するからです。

そのような点で従来のマンガの枠を超えたスケールを改めて感じます。

今巻でヒカルは徐々に佐為を身の内に取り込んでいきます。佐為という“背景”がヒカルの中に形成されてる最中です。こうすることでヒカルの碁から退場していく佐為は別の形で物語に関わることとなる。ある意味で生みの巻とも捉えられます。

また来月に続巻が出ます。買わねば。

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