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2009年6月 6日 (土)

読みました

51iqrmwortl__sl160_火の国、風の国物語6.哀鴻遍野

二三日前に読みました。…なんというか評価の難しい作品です。確かに面白いんですけど(個人的には)インパクトが強い作品ではありません。そのような意味も含めてとても「正統派ファンタジー」的な作品ですね。

内容としては、前回の会談直後から。北の軍勢が侵略してきた。みんなどうする!?といった内容です。

今回アレスは最後以外あまり活躍していませんね。むしろ、今巻に限って言えば、主役は農夫のおっさんヴェリックな気がします。彼の視点から見た北の侵攻、それに対処するおっさん戦士団の奮闘記。とても良い作りでした。

ちなみに、最初にインパクトが強くないと書きましたが、それはこの作品の強みではないかと考えています。そして、この作品は徐々に面白みを増している作品なのではないでしょうか。作品を読んでいて思うのは、この作者さんは脇役を書くのが上手いということです。ライトノベルでは、主人公・ヒロイン(それに類する立ち位置の者)=キャラが立ちまくり、脇役=キャラが立っているもしくはチョイ立ち、というのをよく見かけます。しかしこの作品は登場キャラ(名前あり)が一様にキャラが立っている、もしくはチョイ立ちで構成されているように思います。これはあまりライトノベルでは見かけない手法です。

前者の手法だと、少人数で物語に起伏をつけることができます。たった数人の少年少女が世界や宇宙の命運を背負って戦えるのは、このような書き方も一因にあると考えています。逆に後者は少人数で物語に起伏をつけるのは難しいです。でも、多数の人間を出せば出すほど物語の深みが増します。いろいろな人間の思惑や願い、行動が絡み合った精緻な書き方が要求される手法です。これは、前者の手法では描くのが難しいと思います。なぜなら、あまりに個性の強すぎる主役たちに脇役が飲み込まれてしまうからです(もちろん例外はあります)。

その意味では、徐々に登場人物が増えてきているこの作品は今後に期待大です。

最後に、本を読んで、言葉にしきれなかった感想を箇条書きに記しておきます。

  • クラウディア王女すげー!なんかジェレイドさんの(知の側面での)天敵っぽくなっている。
  • 時折挿入される(ある種現実に即している)レイプ未遂シーンなどを見て作者を信用して良いのか悩む。ホントにクラウディア王女は他国に嫁いでしまうのか?現実的な手法を採るなら、アレスと別れて(付きあってもいないが)嫁いじゃうんだよな~。個人的にはアレスとくっついてほしいから、そういうラスト(もしくは一度他国に嫁いでから、紆余曲折の末アレスとくっつく)とかはちょっと見たくない。
  • 英雄ほとんど共闘してないよね!?(帯を見て)
  • なんかラストでミーアがアレスの弁護をしていたことに驚き。移動中に何かあったの?特に、アレスを庇うのを導くシーンってなかったような?次の巻で移動中の回想とかあるのかな?
  • なんかちょっと前の巻で言っていた、アレスに関する秘密って何?今回出てこなかった。それが絡んでクラウディア王女と結婚する(もしくは他国に嫁ぐなどという話がご破算になる)とかならいいのに。

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