勇者と探偵のゲーム 読了
<日本の問題>を現実の怪獣や殺人として表し、それを勇者や探偵が退治・解決することによって世の中を善い方に改変する装置が生まれてしまった世界。そんな“世界”に生じてしまった“ただの事故”。それを巡る物語の“記録”。
ん~何でしょうね。正直誉めていいのか貶していいのか判断に苦しむ物語です。最後のオチは半ば予測できていた部分もあるから、ミステリーとしてはあまり称賛できないんですよね。でも中身としてはなかなかおもしろかった。個人的にはもう少し戯画的な内容を縮小して、現実に近づけてもよいのではないかなという感じなんですけどね。
この小説は読者の思考を混乱させようとしているのかな、とも思います。“物語”をいろいろ切り取りやすいようにしてあるような印象です。、“現代を象徴するかのような無機的物語”だったり”どこからが現実でどこからが虚構化のわからない物語”のように読者が“物語を読み解きやすいよう”にこのように設定したのかもしれないと感じています。
つまり”わけのわからなさ”が面白さにつながるようにしたかったのかな、と(エヴァンゲリオンの類型だと判断します)。
この作品を読んで思うのはQ.E.Dの『人は証明を必要せずに現実と夢を区別できます』といった言葉は正しい気がするということですね。
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