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2009年6月29日 (月)

「恋のはなしを、しようか」 読み終わりました

Img024よく行くサイトの方が大絶賛していたので買ってしまった一冊です。

物語はある予備校で始まります。偶然の出来事。そして「恋の話を、使用か」。そんな日常からちょっとずれたところから始まり、日常になって。絆を育んでいく。とても温かな物語でした。

私はもともとラブストーリー系の作品は読まないんですよね。読んでいて切ないというか、痛々しい感じがして嫌なんですよ。しかも「こんないろいろ劇的な事態は起きねぇよ!」って突っ込みを入れたくなるほど事件が起きるので読書熱が覚めてしまいます。

しかしこの作品は好きですね。文体のせいかストーリーのせいなのかはわかりませんけど、すごく読みやすかったです。

なんていうのか、すごく何気ない日常の積み重ねがあんな温かな4人の関係を作り上げたんだな~、というのがよくわかる話だった。それぞれの人間の思いがひっそりと描かれていたのが印象的でした。

とは言ってもいくらか欠点も目につきましたけどね。例えば若葉とか。彼女の気持ちの変化でわからない部分がちょこちょこあった。これは基本的に“ミツル”の視点から見ての物語だからというのが理由なんでしょうが、それにしても記述が少なすぎる気がします。若葉だけが、4人の相関関係を作るための道具的キャラクターになっている気がします。その点が正直残念。本当に“ドラマ”のために用意されているようで目についた。

でも全体的に見れば致命的欠点ではないですね。総合的にみるとかなり面白い話です。

それにしてもお父さんは最後でいい場面をごっそり奪っていきましたね。典型的だけど(典型的だから)いい感じです。これがあったから最後に感じなくなった胃の痛みに説得力が生まれました。

作者の自然な文体でどこにでもある日常を描く力は抜群です。この作者の別の作品は読んだことがないんだけど、今度読んでみよう。

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