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2009年6月10日 (水)

ファイナリストMをよんでいます

ちょっと用事が長引き、帰ってくるのが遅れました。本当は今日中にファイナリストMを読みきり、感想を書こうと思ったのですが、明日になりそうです。

現在全体の三分の二程度を読了しました。ついでなので、いくらか感想を書いておきます。

この作品は、ひどくライトノベル的な部分と本格の要素で構成されているように感じた。西尾さんもそのような要素はあるのだが、それとはまた違う。西尾さんは、描かれるキャラクターと条件がライトノベル的(俗に言う『キャラが立っている』とも言える)であり、それは作品を終始支配し続ける。しかし、ファイナリストMはそれとは異なる。この作品は前半においてはひどくライトノベル的である。登場するキャラクターはキャラが立っており、環境は現実から遊離したように描かれる。そのため、キャラクターの存在感がリアリティーを醸し出すと同時に環境が現実から遊離しているという、一つの作品に奇妙なずれがある。これはある種ライトノベル的であると私は思う。しかし次の章ではそれがなりをひそめる。環境は現実に即し、キャラクターは徐々に独自性が失われていく。謎が前面に押し出され、本格の体をなしてくる。この作品は、一つの小説の中にライトノベルと本格が、たとえつながりはあっても、まじりあわずに重層的に配置されている作品と観じた。ライトノベル的な導入を利用して、あまり本格を読まない人間を作品に引き込む。そして徐々にライトノベル的要素を減じて、本格に移行させていく。

そのような作品といった印象をうけた。

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